特色ある教育

education

伝統文化(茶道)の必修化

本校では、1・2年次は伝統文化(茶道)の授業が必修となっています。

本校はお茶の名産地である八女市に位置します。生徒たちは、緑豊かな環境の中で勉学・部活動に励む傍ら、「茶道」という日本の伝統文化を通して「相手を敬う心の大切さ」「様々な文化を重んじることの大切さ」を学んでいます。

授業は、本校敷地内の「茶道会館“禎祥”」にて実施しています。修学旅行では訪問先のグアムの高校生との交流会でお茶を振る舞ったり、入学式・卒業式等の式典にお越しいただいたご来賓の方々にお茶を点てたりと、授業での学びは様々な場面で活かされています。

俳句・短歌の創作活動の取り組み

文芸活動(俳句・短歌の創作)を通して「心を育む教育」、また「日本語の美しさを学ぶ教育」を推進しています。“今”の率直な想いを作品に込めていく過程で、「周りへの感謝の心が育まれた」「去年の作品と比べると、自分自身の成長を感じられた気がする」という感想を抱く生徒も現れています。毎年様々なコンテストに応募しておりこれまでに多数の賞を頂きました。

  • 第25回 全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催)俳句の部 最優秀賞(令和3年度)
  • 第26回 全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催)短歌の部 最優秀賞(令和4年度)
  • 第26回 全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催)俳句の部 優秀賞(令和4年度)
  • 第26回 全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催) 学校特別賞(令和4年度)
  • 第25回 神奈川大学全国高校生俳句大賞 (神奈川大学主催)最優秀賞(令和4年度)
  • 第11回 ぎふ・関全国子ども俳句コンクール(岐阜県関市主催)高橋尚子特別賞(令和4年度)
  • 第22回 りんり俳句大賞 (公益財団法人 上廣倫理財団)高校生の部 銀賞(令和5年度)
  • 第22回 りんり俳句大賞 (公益財団法人 上廣倫理財団)教師の部 銀賞(令和5年度)
  • 第27回 全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催) 短歌の部 優秀賞(令和5年度)
  • 第27回 全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催) 俳句の部 佳作(令和5年度)
  • 第27回 全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催) 奨励賞(硬式野球部)(令和5年度)
  • 第59回 滔天忌俳句大会(荒尾市俳句協会主催)少年少女の部 高校生の部 1位(令和5年度)
  • 第59回 滔天忌俳句大会(荒尾市俳句協会主催)少年少女の部 高校生の部 2位(令和5年度)
  • 第59回 滔天忌俳句大会(荒尾市俳句協会主催)少年少女の部 高校生の部 3位(令和5年度)
創作活動の取り組みは地元の情報番組でも取り上げられました。

国際交流の推進

本校は福岡県私学協会が主催する福岡県私立高等学校生徒アジア派遣研修事業に積極的に参加しています。令和5年度は2学年の生徒がベトナムに行きました。
また、短期留学生を10年以上前から年間1~2人受け入れており、生徒たちも異文化交流を楽しんでいます(コロナ禍を除く)。これまでにアメリカ、ペルー、エストニア等から受け入れを実施しました。令和6年度は AFS Intercultural Programs よりペルー出身のMayra(マイラ)さんが本校に留学しています。
修学旅行では、行き先として積極的に海外を選択しており、本校では多くの場面で異文化・多文化に触れることができます。

“チーム西短”としての学び

本校は学校が一つのチームとなって取り組むイベントを多数実施しています。

4月の緑茗祭(体育祭)では、各ブロックに分かれて「競技」「応援合戦」「入場行進」「校歌・応援歌」の練習を行い、本番に臨みます。また、11月の青瓈祭(文化祭)ではクラスごとに分かれて「映像作成」や「縁日などの展示」「模擬店」など様々な企画を行います。

また、部活動が上位大会の準決勝や決勝等に進出した際は、積極的に「全校応援」を実施しています。最近では、「野球部」や「女子バレーボール部」の全校応援を実施いたしました。

「チームとして何かをやり遂げること」や「直向きに物事に打ち込む仲間を全力で応援すること」は、「思いやりの心」の醸成に繋がっています。